“Could you please say that again?”と頼んでもう一度言ってもらっても、まるで聞き取れない問題

英語

時々英語を使う機会のあるパートの職に就いたものの、自分の相変わらずの英語レベルにため息の出るJBです。今回は、3月末まで働いていた職場で(そして現在の職場でも)最も口にしたであろう英文について書いていきます。

相手の英語が聞きとれなかった時の定番の聞き返し

電話でも、対面でも。

以前の職場では日に何度となく発していた、”Could you please say that again?”。

おかげで悲しいかなこのセリフだけは流暢に言えますし、多分死ぬまで忘れないでしょう。

流暢に言えるものだから、相手は私がたまたま聞き取れなかっただけだと思うのか、変わらぬスピードで繰り返してきます。

これではいかんと”slowly”を付け足し、かつ強調してお願いしてみました。

私 ”Could you please say that again SLOWLY?”

相手 ”Sure!”

相手は快諾してくれますが、ゆっくり話してくれるのは初めの1文くらい。すぐナチュラルスピードに戻っていきます。

相手は、自分がまたいつものスピードに戻っていることにはおそらく気付いていません。

私のリスニングレベルでは、ゆっくりしゃべってくださいと頼んでもほとんど役に立たないことが分かりました。

必要なのは…

経験から、私に必要なのは以下の3つだと思われます。

①自分の英語レベルが低いことをきちんと伝える

非ネイティブスピーカー(この場合、私)からゆっくりしゃべるよう頼まれた時点で、「ああ、この人の英語スキルはあまり高くないんだな」と察しそうなものですが、これが甘い。

「相手が察してくれるだろう」という考え方はおそらく極めて日本人的。

それならば。

次のような言葉を付け加えると、より相手はスピードを落としてくれる、または簡単な表現で言い換えてくれる可能性が高まると思います。

“My English listening comprehension is still at a beginner level.”

②遠慮なく相手のしゃべりを止める

相手がスピードアップしてきたら躊躇せず遮り「もっとゆっくりしゃべって」と伝えるべきですね。

人生初、仕事上で通訳を務めたときのエピソードをお話しします。

外国人の営業マンが来日して、社内で唯一英語が分かる私が通訳を務めたときのこと。その営業マンはノンストップでしゃべりまくり、通訳する隙がありません。

状況を見ていた上司から次のように言われました。「バシバシ途中で(相手を)止めないと、通訳できないよ。外国人はどんどんしゃべるからね」

通訳を本職とする方は相手がしゃべっているのを止めるわけにはいかないと思いますが、私の場合は程よいところで相手を止めて通訳しながら進めるべきでした。

実は私、日本人同士の会話ですら、遮るのがかなり苦手なんですが…。

仕事ではそうも言っていられません。

お互いちゃんと理解しながら話を進めることが最優先。

そのためには、相手のしゃべりを止める強い意志をもたねば!

③結局やっぱり、リスニングスキル

こちらが言いたいことは、事前に単語や文法を調べて準備することが可能です。

でも相手が何を言うかは、内容はある程度予測できますが、どんな単語や表現を使ってくるか分かりません。

スピードはもちろん、話し方(はっきりしゃべるかゴニョゴニョしゃべるかなど)、訛りなど、人によっていろいろと違います。

それにしてもなんでこんなに聞き取れないんだろう。

聞き取れても、頭の中で日本語に翻訳してしまうので、時間がかかる。追い付かない。

聞き取れるようになる気がまるでしません。

最近よく、こんなことを聞きませんか。

「発音できなければ聞き取れない。だからネイティブのように発音できるよう練習する必要がある」

私が現在続けている「ラジオ英会話」という講座のダイアログの100回音読・暗唱は、レッスン数が170回を超えているので、100×170=17,000回以上やってきたことになります。

ただ、非常に聞き取りやすく発音されているダイアログなので、数回聞けば大抵聞き取れます。発音を真似て音読するのもそれほど難しくありません。

問題は、ネイティブはこんなに丁寧にゆっくりはっきりしゃべってくれない点でしょう。

彼らの発音は、発音しなかったり、複数の単語をつなげて一気に発音したりの連続です。

こういう話し方を何度も聞いて特徴に慣れ、自分も同じように発音できるように音読・暗唱しなければ。

適した学習材料というと、、、やはり映画、ドラマ、動画あたりになるのでしょうか。

自分が何度視聴しても苦にならないものをピックアップして、一刻も早く取り組みたいと思います!

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