こんにちは。コレステロールを下げるために食事を見直し、運動も(少し)始めたJBです。入院時には数値が高かったようですが、放射線治療の前に受けた血液検査では数値が正常範囲に戻っていました。食生活改善と運動による成果かな!
乳がん治療の5つの柱
いよいよ乳がんの治療が始まるとき、主治医から次のように説明を受けました。
乳がんの治療には大きく5つの柱があって、10年後に転移も再発もなく元気でいることを目標としています。そのために今やれることをできるだけやっていきます。乳癌診療ガイドライン(乳癌学会編)に準じて治療していきます。
「今やれることをできるだけやる」、いい言葉ですね。
主治医からもらった説明書に5つの柱が書いてありました。
乳がん治療の5つの柱
①手術療法(乳房温存療法、乳房切除術)
②ホルモン療法(内服や注射)
③化学療法(抗癌剤治療)
④分子標的療法
⑤放射線療法
私の場合、検査結果から①手術療法、②ホルモン療法、⑤放射線療法の3つで治療していくことになっています。
このうち手術は2023年1月に終了。
放射線治療は手術後1ヶ月くらいから開始できるそうです。
ホルモン療法の開始時期はまだ決まっていません。3月上旬に主治医の診察を受ける予定で、その時に検討することになっています。
手術をした病院(主治医のいる病院。A病院とします)には放射線治療の設備がないため、放射線治療だけを連携先の病院(B病院とします)で受けることに。
紹介状を発行してもらい、B病院へ持っていって初回診察を受けてきました。
初回診察 & 位置決め
B病院の放射線科外来にて。
医師から放射線治療に関する説明を受け、パンフレットをもらいました。優先度が高いと思われることは医師が口頭で説明し、「あとは自分でパンフレットを見て質問があればいつでもどうぞ」というスタンスなのかなという印象でした。
すべてを短時間で説明することは難しいでしょうからこれでいいのかもしれません。
ちなみに、主治医から乳がん、検査結果、今後の治療などについて説明を受けたときは専門用語が多かったり先生が早口だったりで私が話についていく自信がなかったため、何度か夫同伴で話を聞きました。
そのほうが片方が聞き洩らしたことをもう片方がちゃんと聞いていたりして助かるんです。
そんなわけで放射線科にも夫についてきてもらいましたが、さほど難しい説明はありませんでした。
次にリニアック室というところへ移動し、「位置決め」というのをやりました。
放射線を毎回同じ位置に照射するため、専用インクを使って体に印となる線を描きます。
上半身裸で台の上に仰向けになり、両腕を上げてワキの下をさらけ出します。2人の技師が台の両側にかがみ込み、筆かペンのようなもので私のワキから胸にかけてツーッツーッと線を描いていきます。
ワキ周辺はものすごくくすぐったがりの私は「ギャー!!」と心の中で動揺しました。
「くすぐったがりなんです」とか訴える間もなく始まってしまいました。
でも、不思議と大丈夫。
マッサージ屋さんに行っても、二の腕やワキ周辺は避けるようにお願いします。
でも、医療行為となると私のくすぐったがりスイッチが切れるのか、くすぐったさがあまり気にならないではありませんか。
でもちょっと意識し始めるとジワジワ「ウヒヒ、くすぐったいかも」となってくるので、「これは治療、これは治療…」と意識を強制的に逸らすようにしました。
仕上がった上半身を見ると、濃い色のインクでくっきりと線が描かれています。
下着や衣類にインクが付いたり、汗をかいたり、入浴したりでインクが薄くなっていくので、毎回確認して薄くなっていればその度に上からなぞって描き足していくそうです。
意識を逸らす鍛錬はしばらく続きそうです。
血液検査と尿検査も受けて、この日は終了。
放射線治療 1回目
前回と同じ台に上半身裸、仰向けでバンザイをした状態で横になります。正しい位置に放射線が照射されるよう、技師が私の体の位置を微調整します。
位置が定まると、いよいよ照射開始。普通に呼吸しつつも体は動かなさい状態を維持します。
大きな機械が体の周囲を回り、「あそこから放射線が出てるのかな~」などと考えていると5分ほどで終了。
暗い部屋でやるのかなとか光や熱を感じるのかなと想像していましたが、こうこうと明かりのついたままの部屋で行われ、光も熱も感じませんでした。
あっけない。
でも、回数を重ねるうちに皮膚に赤みが出てきたり乾燥したりするそうです(個人差あり)。スキンケアに関するパンフレットもいただきました。
この記事をアップする時点では5回の放射線治療を終えていますが、今のところ体調にも皮膚にも変化は表れていません。
パンフレットをしっかり読み込んで今後に備えたいと思います。
実は乳がんと診断された頃と前後して、サウナに興味をもちました。関連本も何冊か読み健康のためにサウナを取り入れる気満々でしたが、放射線療法におけるスキンケアのパンフレットの中で、岩盤浴やサウナなど短時間で無理に汗をかくようなことはできるだけ避けたほうがよいと書かれていました。天然温泉も成分が強く肌への刺激となることがあるので、放射線療法後1~3か月位経ってからがよいそうです。
いずれも個人差があるので、まずは主治医に相談ですね。
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