こんにちは。愚痴るのをやめたいけどやめられないJBです。
愚痴というのは、私の場合でいうと結局人間関係に起因することがほとんどです。特に職場の。
あの人にこんなことを言われたとかされたとか、あの人のせいでこんなことになった、とか。
20~30代の頃は、深く考えず「ストレス解消」と称して友人などに感情のままに心に浮かんだことをぶちまけていました。
当時はそれでスッキリしたものです。
でも、歳を重ねて話す相手や環境も変わり、愚痴をこぼしてもスッキリしないことが増えてきました。
スッキリするどころか、むしろモヤモヤが増している感すらあります。
仕事帰りの車中では運転しながらその日の出来事がフラッシュバックし、嫌な気持ちや怒りや不満がよみがえってきます。
我慢できず自宅で夫に愚痴をこぼしてしまうのですが、どうにもいい気持ちになりません。
なんでだろう。
私なりに考えてみました。
愚痴ることのメリット
まずメリットからいってみましょう。
ずばり、一時的にスッキリするだけです。
もっとたくさんあるはず!あってほしい!といろんなケースを考えてみましたが、これしか思いつきません。
おかしいな…。
かつて友人とお酒を飲みながらお互いの職場の愚痴をさんざんぶちまけ、「私たち、大変な中で頑張ってるよね!」と励まし合って、解散する頃には満足してスッキリしたあの感覚はどこへ。
愚痴ることのデメリット
私の周りの聞き役は、だいだい次の3つのタイプに分かれます。
①自分の意見を言わず、ひたすら聞いてくれる
②「わかる!」とすぐ同調する
③とにかく前向きなアドバイスをくれる
他にもいろんなタイプがいると思います。
どんな人にせよ、愚痴を聞いてくれる人がいるだけありがたいです。
身勝手なことに、①のひたすら聞き役に回ってくれるタイプが私にとっては一番話しやすいということが最近分かってきました。
でも、話しやすいからどんどん愚痴ってしまうので、ありがたみを感じつつも自己嫌悪に陥ります。
②のタイプのようにすぐ同調する人の場合、話が弾むようでいて、意外とスッキリしない結果になることが多いです。
なぜならこのタイプの人はすぐ「私もさ~、」と話題をかっさらう傾向があるからです。
そうなるとこちらの話は中断します。
その人の話が終わったところでまた自分の話に戻すのもどうかと思い、不完全燃焼に終わってしまうんです。
③のタイプはありがたい存在です。ただ…。
愚痴っている時の「負」の心理状態は、あまりそういう「正」の言葉をすぐには素直に受け入れられないんです。
聞いているうちに、アドバイスを受け入れられない自分の度量の狭さにも嫌気がさし、何とも表現しがたい気分に陥ります。
つまり、どんな相手に対してであろうと、愚痴ってもいい気分にはならないということなんです。
誰をも不快にせずに愚痴を吐き出したいなら
愚痴ることで相手も自分も不快にしてしまう。でも吐き出したい!
そんな時は、思うことを紙に書き出すことにしました。
紙とペンを使うのが嫌な場合はパソコン上でWordなどに打ち込んでいってもいいかもしれませんが、私は自分の手を動かして筆記用具を使って文字にしていく方がより吐き出している感覚があって好きです。
そして最後にそれを一通り読んだらシュレッダーします。
シュレッダーするので、どんなどす黒い感情を書きなぐっても人の目に触れることはありません。
だからどんどん書きます。
このシュレッダーにかけるという行為も、「終わった」、「片付いた」、「もう忘れていい」、「消去」という感じがして好きです。
仕事に行けばまた嫌な人と顔を合わせ、問題も片付いていなかったりするんですけど。
自分の愚痴で誰も不快にせずに乗り切ったと思えれば、ちょっと気分が上向きになります。
「よく乗り切った、私!」と。
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