仕事中に言われた嫌な言葉
「あなたと話していると何度も途中で遮られて話が進まないから、電話を切っていいですか。後でメールしますからいいですよね」
仕事中、お客さんと電話で話していて、言われたセリフです。
状況はこうです。
私の仕事は、お客さんから依頼があれば業者に見積もり依頼をし、業者選定をし、契約を結ぶことです。お客さん(ここではAさんとします)からの依頼があったので、現在業者に見積もり依頼中で、まもなく数社から見積書が出されるところです。そこへAさんから、この話を一旦保留にしてほしいとのメールが。
メールでは理由がほとんど書かれていなかったため電話で事情を聞くと、説明が始まりました。
私は話を何度も遮って質問をしました。「ちょっと待ってください。〇〇って何ですか」「メモしますのでちょっとお待ちください」「それは××ということですか」など。私にとっては理解が難しい内容だったので、私なりに、少しずつ確認しながら理解していこうとしたのです。
すると、冒頭のセリフが発せられた、というわけです。
実はこのAさん、前にも何度か話しているのですが、説明が早口・長い・止まらない。いつ息継ぎをしているのか分からないほど早口でまくし立て、30分くらいしゃべり続けます。私は契約を結ぶ担当者としてまず事情を理解しなければと必死。私が理解しなければ、業者に正しく見積もり依頼ができませんから。
そこで私がとったのが、「相手の話を止め、メモを取って確認しながら進める」という方法です。
一連の会話を傍から見たら、確かに私が話を遮り過ぎだとほとんどの人がイライラしたでしょう。でも、Aさんの話は止めなければ止まらないし、ずっと聞いていたら要点が掴めなくなるし。苦肉の策です。
言われた瞬間、嫌な気持ちになりました。話をパッと理解できない情けなさ。終業時間間際の会話だったため、帰りの車の運転中はこのセリフが頭を離れません。運転中に考え事なんて危ないのは分かっているのですが。
一方、Aさんに対して「この人すごいな」と思ったことも事実。
Aさんは思ったことをどんどん口にしてしまうタイプなのでしょう。思ったことを言葉にするのに時間がかかる私に比べれば、その点ストレスがない人かもしれません。でも、Aさんのようになりたいかというと、それはありません(笑)
対処法
私は複雑な話を理解するのに人よりかなり努力を要します。40代に入るあたりから特にその傾向が強まった気がします。年齢のせいなのか、他に原因があるのかは分かりません。とにかく、今のところAさんに対しては以下の方法でいこうと思います。
- 「私は私の仕事をするだけ。必要な情報を私に正確に伝える義務がAさんにだってある」という気持ちをもつ。
- 感じた嫌な気持ちを、正直に、家で思う存分、紙に書き出す(吐き出す)。
1番は私の気の持ちようなので、慣れるのに時間がかかるでしょう。でも2番は、どす黒い感情も正直に吐き出すので、簡単でスッキリしていいかもしれません!
コメント
全くその通りだと思うよ
Aさんを変えること、変わってくれると期待することは不可能と思っていいと思う
そこまで自分に責を負わせたら潰れるよ
そんな人だから、きっと同僚も同情してるハズ
むしろAさんの話を止めて自分の仕事やってる、じゅうぶんだよ
自分の能力が足りないと思う日々だと思うだろうけど
こういう愚直に自分の仕事することで、
初めは「難しくてわたしには無理だ」と思えた仕事も少し自分の手が届く範囲に近づいてくるんだと思います