こんにちは、JBです。5月Week 4では条件設定のフローを学んでいきます。こちらもたくさんありました。では、めげずにいってみましょう!
条件設定のフロー① ifの価値
Key Sentence:If you carry on like this, I’ll have to kick you off the team.
(君がこのままを続けるなら、チームをやめてもらわなくてはならなくなるだろう。)
(2020年度5月号テキスト、Lesson 36)
ポイント 1:ifが使われる意図 圧力・脅し・アドバイス
if文の標準型は、次の2点。4月Week 3のLesson 13でも学びました。圧力・脅し・アドバイスのifでもそれは同じですね。テキストより例文を転記します。
【if文の標準型】
①if 節では未来を表す場合でも現在形
②結びの節では助動詞を使う
圧力・脅し
「もし~なら、…だろう」は圧力、もう少し度が強くなると脅しの意味合いになります。
“If you don’t stop playing around, I’ll divorce you.”
(遊び回るのをやめないと、離婚するわよ。)
アドバイス
“If you exercise more, you’ll feel much more energetic.”
(もっと運動をすれば、ずっと活動的になれますよ。)
ポイント 2:ifが使われる意図 提案・仮定
提案・仮定の話をする場合、what if(~だったらどうだろう)が使えます。テキストより例文を。
“What if we have a picnic this Saturday?”
(今週の土曜日ピクニックはどうかな?)
条件設定のフロー② 否定的条件設定
Key Sentence:If she doesn’t get down here in time, I’m leaving.
(彼女が時間までにここに降りてこなかったら、僕は先に行くから。)
(2020年度5月号テキスト、Lesson 37)
ポイント:結びの節に進行形を使うと、相手に高い圧力をかける
今回のキーセンテンスは直前のLesson 36で出てきたif文の標準型の②を破り、結びの節で助動詞を使わず進行形I’m leavingとなっています。
レッスンの解説によると、“「出来事がすでに展開している」感触の進行形を使うことによって「必ずそうなる」と相手に圧力をかけている”のだそうです。
これに似た感じのレッスンが4月Week 3のLesson 14でもありましたね。あのときのキーセンテンスはこうでした。
“If you say that again, I go home!”
(あなたが同じことをもう一度言ったら、私、家に帰ってやるから!)
助動詞を使わずに現在形を使うと、「もし~なら、…でしょう」という穏やかな文ではなく「もし~なら、必ず…だぞ!」という強い怒気を含む文になるんでしたね。
Myなるほど!ポイント
助動詞を入れ忘れるだけで、高圧的になったり荒々しい物言いになったり。印象がだいぶ変わるんですね。普段は助動詞を使うことを肝に銘じたいと思います!
ポイント:否定の条件を表すif~not、unless。両者の違いは
if~not:単に「もし~でなければ」を表す。
unless:「~しないかぎりは」と範囲を設定するニュアンス。
条件設定のフロー③ 条件の周りにある表現 just in case、as long as
Key Sentence:I’ll go with you just in case.
(念のため僕も一緒に行きます。)
(2020年度5月号テキスト、Lesson 38)
(just) in case:「~するといけないから」
・好ましくない事態を予測しそれに備えて、というときに。
・後ろに節を続ける形もある。
・just in case節内はif節と同様、未来のことにも現在形を使う。
テキストより例文です。
“Bring an umbrella with you just in case it rains.”
(雨が降るといけないから傘を持って来なさい。)
as long as:「~するかぎり」
このlongは時間的「長さ」。「~するのと同じ長さの間は」が「~するかぎりは」につながります。
辞書『ジーニアス』から例文です。
“As long as he’s here, I’ll have more work to do.”
(彼がここにいる限り私の仕事がふえるだろう。)
条件設定のフロー④ さもないと
Key Sentence:(We’ll have to get it fixed soon.) Otherwise, we’ll probably both catch a cold.
((すぐに修理してもらう必要があるでしょう。)さもないと、たぶん2人ともかぜをひいてしまいます。)
(2020年度5月号テキスト、Lesson 39)
otherwise:「もしそうでなければ・さもないと」
4月Week 1のLesson 4で学んだ「orのフロー」と同じです。
辞書『ジーニアス』から例文です。
“Button up your coat, otherwise you’ll catch cold.”
=”Button up your coat, or (else) you’ll catch cold.”
(コートのボタンを留めなさい。さもないとかぜを引きますよ。)
私にとってはif~notとunlessの使い分けが紛らわしいです。両者は交換可能な場合が多いですがそうでない場合もあるので、混乱しそう。ついつい無難なif~notに逃げちゃいそうな気がします。
unless…。作文と音読・暗唱でしっかり自分のものにしないとな~。
今回は以上です!
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