こんにちは。多分人よりかなり転職回数の多いJBです。昨年(2023年)5月にまた転職しました。パートから派遣社員へ。この派遣先が心身ともになかなかきつい職場で、すっかりブログから遠ざかってしまいました。今回は、転職に至った経緯をお話しします。
勤めていたパート先では
「とある会社ですごく人手が足りないので事務員を求めている。英語ができれば尚可。JBさん働いてみない?」
そんな話でした。
英語を使う職場で契約期間満了し、疲労困憊、燃え尽きて無職だった私は、ご紹介いただいた会社が遠くて通勤が大変であることを理由に一旦お断りしました。
しばらくしてまた連絡があり、週に何回かだけでも、1日何時間かだけでも構わないので何とかならないか、と。
そんなに困っているのならと、結局週3回、1日6時間という条件でそこでパートをすることになったのでした。
いざ働いてみると、社長個人の買い物を頼まれたり、郵便局や銀行にお遣いに行ったり、落ち葉を掃いたり、雪かきをしたり。
事務員というか、誰でもいいのでは…?
そんな心の声はグッと飲み込み、それでも少しずつ事務仕事もやらせていただけるようになりました。
請求書や見積書を作成したり、経費の領収証を分類したり。
時間を持て余したときは本棚整理や掃除をして時間をやり過ごす日々。
英語を使う機会は少しあったものの、英語が堪能な方が入社してきたため、私の出番はあまり無いという始末。
私がここで必要とされている感じは、「何とかならないか」と誘われた時がピークで、その後は下降線をたどるばかり。
夫が突然脱サラ
同年11月に私が乳がんであることが分かり、翌年1月に手術をすることが決まりました(「47歳、乳がんと診断されました」)。
初めはショックでしたが、幸いがんはとても小さくステージ0~1くらいのもの。
手術と治療の方向性も定まり気持ちが落ち着いてきた年の瀬が迫るある日、夫が切り出しました。
「(2023年)1月末で会社を辞めることになった」
は…?聞いてないよ。「辞めようと思う」ではなく「辞めることになった」?つまり決定事項なの?
聞けば、異動の内示があり異動先は遠くなるとのこと。今でも通勤に1時間かかるのに、更に。
都会では通勤に1時間かかることはざらでしょうけど、私の住む地域で車通勤で1時間以上はあまり選ばれない選択肢だと私は思います。
まして夫は通勤に時間をとられることを不毛なことだと考えています。
通勤時間以外にも異動を断る理由はあったようですし、妻はがん宣告を受けていっぱいいっぱい。
そんなわけで自分だけでさっさと決めてしまったようです。
私ががんでなかったとしても、夫は一人で決めていたかも。私に話すといい顔はしなかったでしょうし。
そして、フリーランスにチャレンジしたい、と。
これまで副業でやってきたことをオンラインスクールで学び直し、本業としてやってみたいのだそうです。
遠方でパートをやっている場合じゃない
夫に退職金は出るらしいですが、貯金に余裕はありません。
家や車のローン。
当時の私はパート。乳がんの入院、手術、治療が控えている。
どこをみても不安要素しか見当たらないじゃないか…。
不安で心臓がバクバクしてきて、「相談もなくそんなこと決めたの!?」とだいぶ取り乱しましたが、もう決めてしまったものはしょうがない。
私が夫の会社に行って「退職取り消します!異動命令に従います!」と言うわけにもいきません。
これはもう遠方で週3日の短時間パートなんて悠長なことをしている場合じゃない!
近場でしっかりフルタイム、なんだったら残業もしないと家計がやばい。
私も転職や引っ越しが多くて貯金なんて微々たる額。
どうせ今のパート先でもたいして重要な仕事は任されていないんだし、ここはもう辞めて近場でフルタイムの仕事に就かねば。
そんな事情から、遠方パートを辞めて近場派遣社員の働き口を見つけたのでした。
そしてあと数ヶ月で契約期間が満了というところまできています。
また職歴が増えるんだなあという無念さと、1日も早く今の派遣先とおさらばしたいとはやる気持ちとが毎日心の中を渦巻いています。
ああ、安定を求む。
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