ディクテーション

英語

こんにちは、朝活に憧れるも、なかなか習慣づかないJBです。

今日は、「私の英語学習法」という記事でご紹介した、

「ディクテーションし、出てきた分からない単語を英英辞書で調べ、意味をノートに書き写す」

という方法についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。今は朝起きるのが苦手ですが、当時はそれまでより30分ほど早起きして朝一番でやっていました。

使用した教材と辞書

  1. 教材1 『リスニングの達人Ⅴ』
  2. 教材2 『日経アソシエ』2014年4月号
  3. 英英辞書 『Collins Cobuild Advanced Dictionary』

教材について

当時、私は英会話スクールのGEOSに通っていました。リスニングを鍛えたいと考えていた矢先、スクールのロビーの書籍コーナーで、なんとも魅力的なタイトルの教材を見つけました。

『リスニングの達人』

私のツボを押さえているじゃありませんか。即、購入しました。

ニュース、ナレーション、アナウンスメント、スピーチ、TV番組などさまざまな場面のトピックが扱われており、テキストには、スクリプトと和訳が掲載されています。もちろん音声CD付き。

辞書について

鄭讃容著『英語は絶対、勉強するな!』で紹介されていた『Collins Cobuild Advanced Dictionary』も早速購入。実際に使ってみて、これはとても素晴らしい辞書だと思いました。分厚くて重いのが難点ですが、本当に買って良かったです!

カラーで見やすく紙質も良く、単語の意味をセンテンスで説明しているので分かりやすいです。

例えば、「diligent」の意味は「Someone who is diligent works hard in a careful and thorough way.」と記載されています。diligentってどういう意味?と人に聞いて、過不足のない言葉で説明してもらったかのような、スッと頭に意味が入ってくる感じ。単語の意味が理解できるだけでなく、この説明文そのものが英作文の参考にもなります。

学習の流れ

  1. 会話を通しで聴く。内容がだいたい分かるまで1~3回程度。
  2. 1文ずつ聴き、書き取る。1文が長すぎる場合は自分が聴き取れるところで区切って書き取る。5回聴いても聴き取れないところは、空欄にしておく。
  3. スクリプトを見て答え合わせ。間違ったところや聞き取れなかったところを赤で記入。
  4. 意味を知らない単語をハイライトし、上記の辞書で意味を調べて書き移す。

この写真は、GEOSの教材を一通り終えて『日経アソシエ』という雑誌の2014年4月号を使ってディクテーションをした時の実際のノートです。この4月号はキャロライン・ケネディ、スティーブ・ジョブズ、カルロス・ゴーンのスピーチのスクリプト・和訳が載っており、本人の生音声が収録されたCD付きという豪華な回でした。

私がディクテーションしたのは、カルロス・ゴーン以外の2人の音声です。

特にスティーブ・ジョブズの方はスタンフォード大学卒業式で行われたスピーチの一部です。非常に有名で、他の出版社からスクリプトと音声を収録したものが市販されています。

私はこのスピーチに心を動かされました。

ちょうどこのスティーブ・ジョブズのスピーチのディクテーションをしていたのは、今後の自分の将来について悩み、あがき始めた頃。やりがいを感じられない職場で正社員の地位にとどまるか。40代、退職して新たな一歩を踏み出すか。

人生残すところ約半分。やってみたいことがあるならチャレンジしないともったいない!と、背中を押してくれたスピーチです。

ディクテーションをするなら、こういう自分が心の底から気に入ったり興味を持てる内容だったりすると、特に集中して聴き取ろうとしますね。

写真に「正」の字が見えるでしょうか。これは私が音読した回数です。

英語の勉強のためというのはもちろん、このスピーチを心に留めておきたいという思いもあり、暗唱できるようになることを目指したものです。

残念ながら、たった50回では暗唱できるまでに至りませんでした。

また近々、特に好きな部分だけでも暗唱できるように音読を再開したいと思っています。

やってみての実感

筋トレのイラスト「腹筋をする女性」

文法的に正しい英語は英英辞書の書き取りで、リアルな会話は音声教材で、それぞれ身に付けることができます。

「私の英語学習法」という記事でも触れましたが、あとはやはり音読が全然足りませんでした。

私の口や顔の筋肉は英語を話すのにまだまだ慣れていません。スポーツと同じで、地道に筋肉を鍛えたり慣らしたりすることも必要なんだと身をもって感じました。

余談

この学習法はやっていてとても楽しく、かつ英英辞書を味方につけて正しい英語が身に付いているという実感がありました。これが継続できた1番の理由です。

実は、朝が苦手な私が早起きまでして学習を継続できたのには、もう1つ理由があります。

これはまったく英語とは関係ない話になりますので、また別の記事でお話ししたいと思います!


コメント

  1. どらお より:

    楽しんで勉強できることって、本当に素晴らしいことだよね
    ボクは簿記の勉強長くやったけど、途中から楽しんでなかったな…と改めて思う
    音読の回数、正の数多いじゃん!と思ったけどこれじゃ全然少ないのね
    音読はやりづらいのもわかるけども、やっぱりやらんと上達は遅いんでしょうね
    また勉強もりもりやる日が来たら応援しますよ!

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